こてつばあちゃんの奮闘記

勇気と楽しい日々をお届けします

悪意払いをしよう

 さいたま市で小学校4年生の男児が義父に殺害されるという痛ましい事件が起きました。男児は新しいお父さんは優しい人だと話していたといいます。事実、優しかったのだろうと勝手に想像しています。普通に暮らしていた人が「殺人」という最も重い罪を犯してしまうその瞬間というのは、どのような心理状態になるのでしょうか。

 抵抗できない子どもを「死」に至らしめる、またいじめによって「死」に追いやられるというニュースの多さに、身もだえするような思いになります。これらは、加害者が自分の命を守るためにやむを得ず行った行為ではなく、ある意味悪意を持った行為であることが特徴といえます。

 いじめではよく「悪気があったのではなく……」といった言葉を聞きますが、それは方便であって、加害者の心の底には悪意が潜んでいるのです。本当の意味で悪気がないのであれば必ず相手に通じますし、相手に対してフォローがあるはずなのです。

 

 悪意を見つけたら、自分自身も周りの人も悪意払いをするようにしたいものですね。