こてつばあちゃんの奮闘記

勇気と楽しい日々をお届けします

小雨なか、1時間30分の散歩

 バス停を探してバスに乗って、電車に乗ってまた歩くことを考えたら散歩のつもりで家まで歩こうと思い、仕事先から小雨の中をゆっくりと1時間30分かけて歩いて帰宅してみました。相当ゆっくりだったようで若い男性だけではなく、妊婦さんまでも私を追い抜いてはるか先に歩き去ってしまいました。

 桜の紅葉、すっかり散りはらった桜の裸木、どんよりしている空が急にパッと明るくなったと思ったら、3本ほどのケヤキの木が黄色に染まっていました。いつもは車を運転してさーっと通り過ぎる道を、こんなところに特別養護老人ホームがあるんだとか、新しくできたらしい建物とか「へぇー」と独り言ちながら歩き続けました。

 座間市の市花はひまわりですが、側溝の蓋にはひまわりの花が6個型どってあるのも楽しい発見でした。座間市を過ぎると何の変哲もない側溝の蓋ばかりで、今まではそれが当たり前だったのに急にがっかりしている自分に気づきました。側溝の蓋にも何かしら人の心を潤わせるものがあるのかもしれません。

 また、道路にはいろんな「鋲」が打ってあるんですね。国土交通省のもの、また「道界」と刻印されたもの等々あり、これもまた「どれどれ」という感じで読むのもいい感じでした。ちゃんとわかる人にはわかる標識なんでしょうね。私はといえば文字の通り読んで想像しているだけでしたが。

 濡れないくらいの小雨の中、疲れが残りましたが心身にはとてもいい散歩でした。