こてつばあちゃんの奮闘記

勇気と楽しい日々をお届けします

「やめる」という痛み

 昨日の研修からの帰宅時の寒かったことといったら……、今朝になったらこの冬一番の冷え込みだったとのニュースに頷きました。

  手袋をしていたのですが、手袋の中の手がキンキンに冷えているのです。手袋の指を抜いて、手袋の中で手を握ってみたりしていました。家に帰り着き、暖かな部屋で手が温まってくると今度は手が痛くなりました。

 ああ、この感覚……。この痛みは子どもの頃に冬はいつも感じていた痛みです。すっかり冷え切った手や足を急に温めるとうずくような痛みになりますよね。あれです。田舎ではあの痛みのことを「やめる」と言っていました。

 雪遊びをしたりした後、こたつや囲炉裏で手足を温めると決まって「やめる」状態になるのでした。その痛みは長くは続かないので、泣いたりするような痛みではないのですが、懐かしい痛みを感じて子どもの頃を思い出しました。