栗原心愛さんの未来の自分への手紙

　今日の朝日新聞の朝刊に、２０１９年１月２４日父親に虐待死させられた栗原心愛（くりはらみあ）さん（当時小学４年生）の自分自身に向けた手紙が公開されていました。丁寧な文字で素晴らしい文章が綴られていて胸が締め付けられました。こうして未来に向けて生きていた子どもさんなのに……。父親と生活するのを嫌がる心愛さんでしたのに、父親と同居を始めてひと月も経たないうちに殺されてしまったというのです。ちゃんと父親の暴力を学校に訴える力を持ったしっかりした子どもさんだったのにも関わらず、事件になってしまい本当に悔しいですね。

　栗原心愛さんの未来の自分への手紙全文を記しておきたいと思います。

栗原心愛さんへ

　三月の終業式の日、あなたは漢字もできて、理科や社会も完ペキだと思います。十月にたてためあて、もう達成できましたか。自学ノート（　）さつめまで終わりました。五年生になってもそのままのあなたでいてください。

　未来のあなたを見たいです。あきらめないで下さい。

　　　　　　　　　　　　　４年１組　くりはらみあより