こてつばあちゃんの奮闘記

勇気と楽しい日々をお届けします

「ありがとう」「嬉しいわ」「助かったわ」は全て笑顔

 先日「お世話になってすみません。申し訳ないです。お返しすることもできません」と涙ながらに伝えてくださった方がおられました。

 すかさず「いいえ、申し訳ないようなことは何もしていませんから安心してくださいね」とお応えしたのですが、「すみません」「申し訳ない」の言葉を繰り返されます。

 

 そこで提案しました。「すみませんというよりもありがとうと言いましょう」と。さらに「ありがとう」「うれしいわ」「助かったわ」というときは必ず笑顔になりますよね。笑顔になると体も心も柔らかくなります。そうすると不思議に元気になるのですよと。

 「申し訳ない」「すみません」「ごめんなさい」を言うときは決して笑顔にはなれませんよね。こうしたことを言う時は、体も心も硬くなっています。硬くなると身体がこわばって体調も優れなくなりますよと。

 別れる時にまた「すみません」というので「あれっ、なんて言うのでしたっけ」と笑いながら返すと、満面の笑顔で「ありがとう!」と言ってくださいました。「どういたしまして」と私は明るく優しい気持ちにさせていただきながら笑顔で応えたのでした。

 

 「ありがとう」の力の秘密は、この言葉を言う人も言ってもらった人も「笑顔」になり優しい気持ちになることにあったのですね。自分の言葉で気づかされました。