助けてコールからの苦しみ……

　きょうも、急に昨日とは別の人から助けてコールがありました。それも、すぐに来てほしいという連絡。慌てて身支度をしてでかけてきました。

　辛い経験をしている最中で、その辛さが私にもほんの少しばかりかもしれませんが想像できますので、黙って肯きながら聴きました。あまりにも辛いお話でしたが、お互いに大切に思いあっているのに、言葉がその氣持ちを表現していないどころか、お互いに思っていることと正反対なことを言い合っているのでした。そして、その言葉の刃で傷つけあっておられるのでした。

　お互いが、自分の辛さで精一杯になったとき、冷静になる物理的な距離を取れれば一番いいのでしょうが、現実的にはなかなかそれは難しいことです。経済的にもいっぱいいっぱいのところで生活している場合はなおさらです。　

　お互いに相手を大切に思っているということを、改めて確認し合ってもらって帰ってきましたが、難しい深い問題だと感じています。今後も寄り添って一緒に考えていこうと身を引き締めています。