こてつばあちゃんの奮闘記

勇気と楽しい日々をお届けします

「有難う」は解毒剤に通じる 宮北結僖先生の話から

 最近になって心に響く話し方教室の言響塾http://www.genkyo.net/ の宮北結僖先生がライブの発信を毎日しておられます。時間はだいたい夜で20時から23時くらいの間ですが、先日、なるほどなぁと思う話でこれは皆さんに伝えたいと思いましたので、記しておきたいと思います。

 自分にできないこと、自分にないものを補充することに力を使うのもいいけれど、それはかなり大変なことである。だから、自分の持っているもの、自分にできることを大切にしてそれを伸ばすことによってできない部分が比較的楽に補充される。自分の持っている力、自分にできることは決して当たり前ではない。当たり前の反対は有難いという言葉。つまり自分の持っている力は有ることが難しいことである。今ある自分が有難いということ。だから、「有難う」という言葉を使うことは、当たり前ではない大切な自分や様々な人が一緒に生きているということを表していると言える。
 この「有難う」という言葉を言うときにはだいたい笑顔になる。この笑顔になることが肝心なことである。動物が笑顔になるのは嘔吐する時である。悪いものを吐き出すために嘔吐するのであるが、その時に笑顔になる筋肉を使うわけである。人も笑顔になることで悪いものを吐き出すことができるということ。「有難う」と言って笑顔になるのは、自分の中から悪いものを吐き出して心の健康を取り戻すということに通じる。

 概ねこういった話であったように解釈しています。「有難う」を沢山言って、変なものを吐き出して、あたりまえではない有ることが難しい自分を大切にして生きていきたいものですね。

 宮北結僖先生、ありがとうございました。