「いま」を無心にエンジョイする

　朝日新聞の今日の朝刊beに「悩みのるつぼ」欄があり「記憶がよすぎる」４０代の男性の人のお悩み相談が載っていました。

　現在は妻子に恵まれ、幸せな生活を送っておられるようですが、日々幼少期にいじめにあったこと、先生に叱られたこと、婚約者との別れ、上司からのパワハラ等々思い出し、後悔や反省を繰り返しておられるというのです。誰でも経験することだとは思いながらも、イヤなことを忘れられないことに苦しんでおられるということでした。今は、大切なご家族を守るために育児や教育についても考えなければならない大切な時期だけにお辛いご様子の相談でした。

　回答者は政治学者の姜尚中（カン サンジュン）氏でした。ずばり『「いま」を無心にエンジョイすることです』とありました。「現在の幸せが壊れはしないか、未来は大丈夫かという不安が過去の悔恨となったり、未来への焦りとなったりしているのだとおもいます。」と。

　この言葉、とても得心がいきました！