関東に雪がちらつき思い出したこと

　関東にも雪が降りましたね。雪の降る様は雪国育ちの私にはとても懐かしく感じられます。それでも今の生活に慣れてしまっていて、雪が積もると生活に支障をきたすようになっています。

　朝降っていた雪は積もることなく止んで雨になり、ほっとしています。雪まつりやスキー場では雪不足が問題になっていて、雪が降らなければそれに越したことはないというわけにもいかないようです。

　故郷では、雪が少ない生活がやはりうれしいようです。雪かきにかかる労力と経済的な負担はとても大きく暮らしにのしかかります。子どもの頃は一家総出で屋根の雪下ろしをしました。屋根からおろした雪を家から離れた所に「トヨ」を使って流しますが、その作業もたいへんでした。また雪を踏んで歩けるように道をつけるのですが、そうしたことも子どもながらに「かんじき」を履いてやりました。今は、除雪車が出動して道路の雪をどけてくれるようですが。