こてつばあちゃんの奮闘記

勇気と楽しい日々をお届けします

杉花粉について

 花粉症の季節がやってきますね。もう症状が出始めた方もおられるかも知れません。

 先日、ジャフメイト2020の2.3月号を読んでいたら「意外と知らない花粉症」という記事がありました。とても興味深く読みましたのでちょっと紹介します。

 杉の花粉症は日本独特のものだということなのです。成長が速いということで戦後に選ばれて植えられた杉の木が、成長し花粉を飛ばし始めた1970年代後半に患者が急増したそうで、人災ともいえるということでした。この杉が老化すると花粉を飛ばさなくなるので、後200年もしたら「杉花粉症」患者はほとんどいなくなるのではないかということでしたが、200年は私たちの人生にとってはなが~いですよね。

 加齢によって花粉症は治る可能性があるとどこかで聞いた気がするのですが、ジャフメイトの記事によると治ることはないとのことでした。ただ、死に至る病気ではないので治療するもしないも人それぞれでいいのだとか……、ま、伝染するものではないので当然ですが。ちなみに私は治療はほとんどせず、辛かった一時期を除き薬も飲まずに過ごしています。最近は少し汗ばむほどに体を温めていれば、鼻水やくしゃみ、目、鼻などの粘膜、顔のかゆみが抑えられてきているように感じられます。加齢のために治ってきているんだと思っていましたが、治らないものだとすると実際は何が原因で楽になったのかはわからない状況です。

 1970年代後半に杉花粉が大量飛散したことを知り、子どもの頃、杉林の中で育ったといっても過言ではない私は、15歳で田舎を離れ40代で花粉症を発症したわけが理解できた気がします。

 2000万人の患者がいると言われている花粉症患者はまだまだ増え続ける傾向にあるとのことです。なるべくアレルギー源となる花粉を体に蓄積しないように注意をして過ごしましょう。