こてつばあちゃんの奮闘記

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新しい真実

 津久井やまゆり園事件の裁判の公判が今年2020年1月24日にありました。

 植松聖(うえまつさとし)被告は自分は「責任能力があると考えている」と言ったとのことである。「働けない人を守るから、働かない人が生まれる。支給されたお金で生活することは間違っている」と主張しているようです。施設で働いていた時に、重度障害者は必要ないと考えるようになったということでありさらに、自分が世の中に役立つことをしたいと考え、重度障害者を殺害することは世の中の役に立つと考えたと言い、殺害することで自分はお金を得ることができお金持ちになれると思っていると話しているとのことです。お金の出どころははっきりしないそうですが。

 反面、殺害後自首したのは自分の行為は犯罪であるということが分かっていたからとも言っているというのです。犯罪行為をしてお金持ちになるほどお金がもらえるというのはどう考えてもつじつまが合わないと思えるのですが、それでも自分のしたことは正しいと主張しているといいます。

 障害者を殺害してもいいという自分にとっての真実を話してもいいのだと思ったのは、アメリカのトランプ大統領が思ったことを話していたからだとのことでした。

 

 こうして、国のため世のため人のためと言いながら、公平性や客観性は全てとん挫させて自分の思いだけを優先させて公言する世界のトップクラスのなんと多いことか!

 それがこんなところにも影響を与えています。この1例をとってみてもこうした事件が起きるですから、世界ではどんな考えを植え付けるのかと空恐ろしくなります。

 新しい真実をきちんと見極めてから、それなりの罪を償ってもらわなければならないことでしょう。