こてつばあちゃんの奮闘記

勇気と楽しい日々をお届けします

平等……

 4月に障がい者の通所事業所である、就労継続支援B型の事業所がまた一つ開設されるということをききました。働ける場所が増えるのは嬉しく思います。

 本当は障がいをもつ人だけをくくるのではなく、一般の働く場所で働けるのが一番の理想です。けれども現実には生産性、効率性、ノルマ、納期等々の縛りがある「仕事」が一般的ですよね。そうした場合、一人ひとりにあった職場や仕事を見つけるのは至難の業ともいえるでしょう。逆にそうした「一般的な仕事場」で全ての人が働いてもらうのはどうなのかという疑問も出てきます。

 毎日事業所に出かけて、少ないけれども賃金を得ることで希望をもって生活している人もいます。慣れた仕事をして熟練するすることでモチベーションを高めている人もいます。また、そこで技術習得していわゆる一般就労に進む人もいます。

 コミュニケーションが苦手だったり、毎日変わらないペースで過ごすことが安定して生活できる人もいます。何でもかんでも「一般就労」というのではなくて、その人その人にあった働き方、過ごし方ができる場所があるというのは、ある意味では「平等」なのかな……というか、それが「平等」なのだろうなんて考えている私です。