こてつばあちゃんの奮闘記

勇気と楽しい日々をお届けします

絶望したくないという言葉に涙……

 朝から仕事に出かけ、お客様の話を聴いてきました。きょうのお客様も少しずつ元氣になられて、嬉しい思いをした日でした。

 

 病気をして重い障がいが残り、なかなか現実を受け入れられず苦しんでおられる人でした。ご家族を交えてつらい本音をお聴きした日から3か月、私との話を避けておられて、別室で休まれており顔を合わせる機会がありませんでした。その間、ご家族とは頻繁に連絡を取り合い、蜜に話を続けてきたのでした。

 その人が、きょうは私が訪問するのを待っていてくださり、ご自身の思いを話してくださいました。なかなか思うようには回復しないけれど、ほんの少しよくなってきていると感じる時があると話してくださいました。そして「絶望しても始まらないし、絶望しているのは嫌だから少しずつでもリハビリして動けるようになりたい」「絶望はしたくない」と繰り返し話してくださいました。それを聴き私は思わず深くうなずいていました。返答する声が上ずり、うれしくて涙が出そうになりました。

 また、氣持ちが落ち込む時もあるでしょうが、お客様の氣持ちにいつも寄り添っていきたいと強く思ったのでした。この方に出会えてよかったと思えた日でした。