こてつばあちゃんの奮闘記

勇気と楽しい日々をお届けします

一人ひとりの過ごしやすさを模索

 その人らしく生きるということはよく言われることですよね。

 私は福祉系の仕事を始めて20年以上になり、現在、高齢者の方々とお会いしてマネジメントする仕事をしています。

 

 きょう、フェイスブックで多賀久子さんがシェアしてくださった施設の方針にうれしさがこみ上げてきました。

 入所されている高齢者の方が、時間に関係なく好きなもの、例えばラーメンが食べたければ食べられる。自分のできる作業をして料理を職員と一緒に作って一緒に食べることができる。

 私たちは家にいるときに、何時に起きようといつ寝ようと食べようと好きなようにできますよね。施設にいても好きなようにできる生活って、素晴らしいですよね。

 このように、その人の普通の希望をかなえさせるにはどうしたらいいのかを考えて支援しておられる施設の紹介でした。医療関係の人やサポートする全ての人を巻き込んでいかにしたら、その人の希望をかなえることができるかを考えて支援しておられるのです。

 気持ちが引き締まる思いでした。「施設がそれしかできないのだから仕方がないか……」「制度がそうなっているから仕方がないか……」と気持ちがしおれ始めていましたが、やっぱりもう一度知恵を絞り、他の人の知恵も借りて一人ひとりが過ごしやすさを模索していこうと思った日でした。